vol.156 性エネルギーについて
スーザンさんからのお便りの続き
・聖なるものは肉に依存しないもの?
・性エネルギーは肉の身を維持する力
・子どもの作られ方/試験管ベイビーの秘密
スーザンさんの質問で、2ですね。
『(質問2. 娼婦が最も聖なる仕事になり得る理由について)
動画Vol.112にて、「最も聖なる娼婦を描くのが難しい理由」について問いを投げかけて頂きましたので、こちらに関しても考察をさせて頂きました。
まず、娼婦というお仕事で最も特徴的な部分は、性行為を行うこと(性エネルギーをじかに扱うこと)だと思いましたので、娼婦が最も聖なる仕事になり得る理由のヒントは、性エネルギーにあると考えました。あるいは、最も聖なる娼婦によって行われる性行為を描くことがとても難しいのではないかと考えました。』
聖なるものってのは何かっつうとこだよね。
普通に考えると、まあ普通でもないんだけど、普通に考えると、聖なるものってのは、あるいは聖なることっていうのは、 あれだよね、肉体にあまり関わらない思いだよね。肉体に関わる思いってのは、不浄なるものって思われるじゃないですか。うん。
よくあるでしょ。キリスト教で聖水とか、あるいはなんか食べるでしょ。ビスケットみたいなもん。 灌頂式かなんかの時。
(ホスチア:ラテン語で「いけにえ(の供え物)」という意味で、元々は聖体として聖別されたパンと葡萄酒を指していたが、聖別されたパンの方だけをホスチアと呼ぶようになった)
あれ、おかしいよね。物に関わってるからね。
密教でも、色々火焚いたり。ま、火はちょっと別だけど、色々その仏具を使ったりとか物に依存したりはするよね。 決して聖なるものではないよね。聖なるものってのは、やはり、肉に依存しないもんじゃないかな。
だから、スーザンさんがおっしゃるように、その性欲。
性欲。
うーん、性エネルギーと性欲は違うからね。
性行為っても色々あるからね。いろんな行為があるから、これも一概に言えないね。
性エネルギーね。うん。
性エネルギー、性エネルギー。ま、関係あるんだけど。うん、もうちょっと読んでみようか。
『そこで、これまで頂いたご回答から性エネルギーあるいはセックスに関するお言葉を探しておりましたところ、
● 性というエネルギーは「人間の生きる力」や「創造性」の根源的なエネルギーです。』
これは、そうですね。
なんて言うんだろう。この肉の身を維持する力ですよね、性エネルギーってのは。だから、自分の子孫も作るし、あるいは伴侶も作るしだよね。性欲がなかったら女の人と仲良くしようなんて、あんま思わないですよ、みんな。友達になることは普通にあるけどね、男同士が友達になるようにね。ところが性欲がなかったら、まあ、なんないね。
『いわば人間という生命体の礎(いしずえ)ですので、非常に大切なものでもあります。
そしてこのエネルギーは、私たちが覚醒に至るためのこれまた大切な道具でもあるのです(質疑応答14, p.219, 220)。』
その通りですね。
『● 例えばセックスには、
① 子供をつくる
② 快楽を得る
③ 男女の愛を高める
④ その他
と色々ありますが、肉体本来の目的は①ですが、②の肉体の快楽にとどまるか、③を目指すか、あるいは(これはちょっと危険なのですが)④のタントラ術のような高度な目的でセックスを高次元の創造に供するかは人それぞれなのです(質疑応答4, p.246)。
という文章が目に留まりました。
上記のお言葉から、性エネルギーとは、そもそも人間が生きる上での力の源となっており、さらに、高い境涯にある方が適切に扱うことで、高次元の創造や覚醒に至るためのキーアイテムになり得ると考えました。』
高い境涯ったって、 これ使うのはそんなに高くないですよ、やっぱり。ほんとにもう、飛び抜けてる高い境涯の人は扱いません。
あ、扱う時もあるの?ま、ごくまれにあるみたいですけど。まあ、ない。
で、子供を作るってのは、 性行為しなくても作れますからね。普通に試験管ベビーであるように作れるので。 ただ思いが入んないよね、そこに。
その、精子と卵子が結びついた時に、魂がそこに入るんですよ。その時に、どんな魂を呼び込むかっていうのは、男の人、女の人の、その時の、なんていうの。感受性とか思いとか、お互いの愛し合い方がそこに入って、それに共感する魂が入ってくるわけですね。
だから嫌々やってたりすると、あんまり性欲の強いベイビーは来ないし、試験官ベイビーだと、これまた難しくて、その提供した人、男親、女親ありますよね、それの思いももちろん反映するんだけどもやっぱ無機質ね。やっぱ、ちょっとそれは。どっちでもいいやみたいな感じ。
だから今、そういう人増えてるよね。男女の愛を高めるっていう、これはあるね、快楽を得る。うん、この部分は難しいので次回もうちょっと詳しくやります。